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コロナ禍でも決意したフランス留学

  • 名前
    M.O
  • 学校
    Accord Paris
  • 滞在期間
    2020年9月~2021年6月

コロナが世界中で猛威を振るっている中、フランスへの留学を決めた理由を教えてください。
コロナが猛威を振るう前の2019年末の時点で、翌年(2020年)の夏頃に渡航する予定で日本での仕事を休む手筈を着々と進めておりましたので、コロナが蔓延している状況を気にはしておりましたが、どこの国にいても感染状況の違いはあれど気をつけなければいけないという事は変わらないのではと思い、受け入れが再開されれば直ぐにでも行きたいと思っていました。
ですので、当初、フランスに留学に行きたいと思った気持ちはコロナによって左右されることは私自身はありませんでした。
この時期に留学することに不安はありませんでしたか?
無かったと言えば嘘になりますが、周囲が気にしているほど不安はありませんでした。
一点、コロナの為に学校が潰れてしまっている国があるとお聞きしたので、なるべくそうならないような学校はどこかということは考えDEOWの方にもたくさん相談にのっていただきました。
日本、フランスそれぞれの空港、機内の様子はどうでしたか?
私は日頃からよく飛行機を利用していたのですが、日本の空港もフランスの空港も以前とは比べものにならないくらい人が少なく、空港内の店舗もほとんど閉まっていました。
私が渡航した9月は機内も閑散としており、横の一列は私以外は誰もいない状況でした。
アルコールの配布やお手洗いも頻繁にクリーニングされていたのでその点は安心できました。
実際にパリに到着して感じたことを教えてください。
パリに到着して一番目の感想は“本当にコロナが蔓延しているのかな?”でした。
東京のように殺伐とした雰囲気はなく、罰金がとられるため街を歩く人々は皆マスクはしているものの、レストランやカフェも2020年9月時点では普通に営業していましたので街の雰囲気は明るかったです。

日本と大きく違ったことは、比較的大きなスーパーやデパートなどは入口と出口が完全に分かれていて、入口にはアルコールを手に付けるように監視する人がいたことでした。
当初は何のチェックかわからなかったのですが、私の前に入店しアルコールを手に付けなかった方が注意されていたのでその時点でようやく理由がわかりました。
今現在(2021年2月)でもその状況は変わっていません。

今は、レストランやカフェなどの飲食店はテイクアウトのみの営業となっていますので、店内での飲食はできませんがその分、テイクアウトを始めた店舗も多い事と、スーパーやマルシェ(週に何度か催される外での食材などの販売)は普通に営業しているので食生活には困らない状況です。

購入の際、小さな店舗ですと人との距離を保つために入店する人数を少なくしている為、前に購入している方がいる際にはその方が出てくるまで外で待つというルールになっています。
学校開校中の学校の様子を教えてください。
私の通っている学校では写真の通り、教室に入れる人数が決まっており、テープで貼られた位置からは移動してはいけないように決められています。
教室の大きさによって人数は異なりますが、私がいる初級のクラスが一番多く10名で使用しています。
他のクラスは5,6人のところがほとんどです。
先生も含めてマスクは必須ですので、発音を教えられる際に、口の動きが見えないことは残念なことの一つではあります。
お手洗いも小さい為、店舗と同様に一人が出たら交代で中に入るようになっています。
早く登校すると清掃員の方が清掃されているところに出くわすのですが、授業が終わるとまたすぐに清掃が入るのでそれも安心できる点の一つです。

ロックダウンとなり、学校がクローズとなった後はどのように授業を受けられましたか?また、それに満足していますか?メリット、デメリットがあれば教えてください。
留学して2ヶ月が経とうとしていた昨年2020年の10月末に、渡航して初めてのロックダウンになりました。
木曜日の夜に大統領の発表がある予定でしたので、次の日がどうなるのかわからず、“また明日!”と挨拶をすることすらできず学友と別れたことはとても残念でした。
結局、その日の夜の発表で学校も閉まることになったのですが、その後、学校がどうなるのかは連絡を待つしか無かったのですが、私が通っている学校は対応もよく、何よりDEOWのスタッフの方が迅速に動いてくださったことで学校からの連絡をすぐに受け取ることができ、今後の状況に対しての不安な時間はその週末だけで済みました。

春にあったフランスで1度目のロックダウンの際は、休校になるだけで、その他の対応は無かったと聞いていましたので、始まったばかりの勉強がストップしてしまうことだけは避けたいなと思っていたのですが、一週間ほど、学校側の準備期間として休校にはなりましたが、その後は希望者のみオンライン授業が受けられるとなったので私は勿論受講することにしました。

登校していた時は朝の9時から13時まで4時間の授業(途中20分の休憩)だったのですが、オンラインは10:30〜12:30までの2時間、ZOOMで受けていました。
オンライン授業の経験がある先生でしたので、当初は慣れず、不思議な感じではありましたが、ほとんどの人達が自身の顔を出していたので不自由なく受けることが出来ました。

皆、早く登校して授業を受けたいやる気のある人達ばかりでしたので、登校していた時よりも団結力があり、個人的には有意義な時間になりました。

メリットとしては、先生の手書きの文字ではなくタイプされた文字を見られるのでスペルミスが無くなること、そして、授業で使用される資料の保存ができること、わからないところは個人的に調べながら進められること、家にいながらですので比較的自由な空間で受けられることなどたくさんありました。

デメリットとしては、人によってPCの繋がりがよくない、マイクの調子がよくないなどの機械面でのトラブルで余計な時間をとられたり、誰が発言したかわからない時があったりなどもありましたが、緊張しがちな私にとってはメリットの方が多かったです。
ロックダウン中の普段の生活はどのように変わりましたか?
最初の1ヶ月ちょっとは、特に理由がない限り、自宅から半径1km以内、1時間以内の運動の為の外出ですとか、日用品の買い物での外出しか許されず、その際も許可証を持ち歩かないといけなかったので(規則に違反し、警察に見つかった際は罰金をとられる)、許可証を持っていてもビクビクしながら外出していましたが、フランスでは2度目のロックダウンだった為、フランス人の方々はあまり気にされておらず、想像していた以上に街に人もいましたし、お店での買い物も不自由なく出来ましたが、友人と会えなくなったことはただただ残念でした。

規制は徐々に緩くなり、それに伴い許可書はなくても外出できるようにはなりましたが、今現在はまた夜間の外出制限が厳しくなり、18時までに自宅に戻らないといけない現状で、なかなか厳しいものがあります。

日本でも、昨年(2020年)の春頃はずっと自宅におりましたので、パリに来て外出し辛い状況は残念ではありますが、それほど窮屈な思いはしておりません。
ロックダウンによってオンライン授業になっても、本来の留学計画とズレはありませんか?
留学経験のある方に聞くと、3ヶ月くらいである程度話している内容が理解できるようになると皆さん口を揃えて仰っていますが、外食などによる人との接触がほぼないこと、授業時間が少ないこと、2週間のクリスマス休暇を挟んだこと、そして、ただ単に自分の頭が悪いことも重なり、5ヶ月近く経った今も、日常会話ができるとは言えない状態です。

長期の留学ビザをとった理由の一つに学校に行きながら就労できるということが大きかったのですが、ロックダウンの為閉まっているお店や会社も多く、現時点で全く働けてはおりませんので、そこは計画から一番ずれた点だと思います。

2週間前から学校の登校が再開したのですが、同じくフランス語を習っている状況のクラスメイトと話すだけでは限界があるなと感じています。
この時期に留学をしてよかったこと、悪かったことを教えてください。
ご質問にもあるように、“この時期に”留学して来られるクラスメイトは恐らく、“この時期”以外の時期に留学して来られる方よりフランス語を習得したいという気持ちが強い方が多いのか、特に、2週間前から再開した学校のクラスメイトはとても意欲があり頼もしく、何より登校できる喜びでいっぱいという感じでして、そのようなクラスメイトに出会えたことは本当に有り難いことだなと思っています。

ロックダウン前にクラスメイトだった方の多くは欧州の方が多かったので、皆さん本国に帰国し、現在は以前とは違う方達と一緒に勉強しています。

悪かったことに関しては、先の答えと重複してしまいますが、授業時間が少なくなっていること、ロックダウン前は、休まれる先生も多く毎日先生が変わり授業が進まなかったとこ、外食出来ないこと、アルバイトが出来ないこと、自由に外出出来ないこと、などです。
(ちなみに私の通っている学校は、受けられなかった分の授業は返金もしくは他の時間での受講ができるように対応をしていただいてます)
今後の目標を教えてください。
私はアルファベットと簡単な挨拶程度しかわからないような状況で留学をスタートしました。
そして、日本語以外、英語も話せない為に授業についていくのに必死な状況ですので、早く、最低限の会話ができるように勉強を頑張ることが直近の目標です。
そして、ロックダウンがあけた暁にはアルバイトをし、フランスの現地の方達とコミュニケーションを取れるようになることが次の目標です。
そして、ロックダウンのせいか否かわかりませんが想像していたよりフランス語を理解できていない状況には満足できていませんので、可能であればビザを延長し、勉強を続けていければと思っています。

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