リヨン
Lyon
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フランス第2の都市として有名な街リヨン。ローヌ川とソーヌ川の合流地点にあるこの街はローマ時代から長い間繁栄の歴史を持ちます。フランスだけではなく、ヨーロッパの中でも有数の商業都市であり、世界でも美食の街のとして知られており、ミシュランの星を持っているレストランも数多くあります。また、もっとも有名なイベントとしてクリスマスの時期に行われる光の祭典などもあります。旧市街は世界遺産に指定されており、中世の街並みがそのまま残っております。
パリの次に大きな都市であるリヨン。この街のご紹介していきたいと思います☆
リヨンの街の紹介
特徴
2本の運河が流れており、ソーヌ川左側が旧市街、ソーヌ川とローヌ川の間が新市街、ローヌ川右手がパール・デュー地区と主に3つの地区に分けることができます。駅は新市街のベラリューシュ駅とパールデュー駅の2駅あり、どちらもメトロ一本で街に出ることが可能です。旧市街 VILLE VIEILLE
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世界遺産に登録されている旧市街。他の旧市街とは少し特徴があります。Trabouleという抜け道です。こちらは建物の中庭を通って路地路地を行き来できるようになっています。これはかつて織物工業で栄えた時代、雨などが降った際に備え商品を濡らさないために工夫されてできたもので、リヨン独特の風景です。トラーブルの入り口は一見民家の入り口と同じなので分かりにくいですが、トラーブル内が見学可能なとこもあります。
フルヴィエールの丘とフルヴィエール大聖堂 BASILIQUE DE FOURVIERE
旧市街から出ているケーブルカーで丘まで登ることでき、その途中にはローマ劇場、頂上にはルヴィエール大聖堂があります。大聖堂は1872年に寄付によって建てられ、現在は街のシンボルとなっています。モザイク画が多く使われ、天井には青い天使、そして聖母マリアの聖像が立っています。丘からはリヨンの街全体を見渡すことができ、旧市街からパールデュー地区まで少しずつ近代的になっていく様子が見てとれます。
サン・ジャン大司教教会 CATHEDRALE SAINT-JEAN
こちらはブルヴィエールの丘のふもとにたつ大聖堂です。12世紀に立てられ、ルイ9世が埋葬されています。美しいステンドグラスなど是非見ておきたいポイントです。織物博物館 MUSEE DES TISSUS
中世より絹の街として有名なリヨン。その絹織物の作品と産業の歴史を紹介しています。リヨンの作品だけでなく世界の作品も紹介されており、美しいデザインのペルシャ絨毯をみることもできます。映画の発祥地、リヨン「リュミエール博物館」MUSEE LUMIERE
映画を発明したフランス人のリュミエール兄弟はこのリヨンに住んでいました。この地で映画を発明し、初めての映画が出来上がったのもこの街です。現在兄弟が住んでいた邸宅は「リュミエール博物館として」立体写真や映画史、シネマトグラフなどが紹介されています。博物館の隣には、当時兄弟の父親が経営していた工場跡があり、この工場はリュミエール兄弟が初めて作成した世界初の映画「工場の出口」という映画の舞台でもあります。この通りの名前は「Rue de Premier film(最初の映画通り)」というユニークな名前がついています。
サンテグジュペリ像 Statut de Saint-Exupéry
世界中で親しまれている「星の王子様 Le Petit Prince」の作者、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリはリヨンの出身です。街の中心のベルクール広場には彼の誕生100年を記念し、2000年6月29日に銅像が建てられました。これと同時に、リヨンの空港の名前も彼の名前にちなんで、「リヨン・サンテグジュペリ空港 L’aéroport de Lyon-Saint-Exupéry」と改名されました。世界中で愛される星の王子様の作者として、サンテグジュペリはリヨンの街とフランスの誇りなのです。リヨン近郊の観光地
シュヴァルの理想郷 Palais Idéal du Facteur de Cheval
1オートリーヴというリヨンから100キロほど離れた田舎町に突然奇妙なモニュメントが現れます。「シュヴァルの理想郷」と呼ばれるこのモニュメントを作り上げたのはとても変わり者だった郵便配達員、フェルディナン・シュヴァル(Joseph Ferdinand Cheval)という男です。とても変わり者だった彼は日頃から様々な妄想や想像、空想をして日々を過ごす芸術的な?男でした。その彼がコツコツと33年間もかけてこの理想郷を作り上げたのです。モニュメントは統一性など一切なく、イスラムのモスクがあればヒンドゥー教の寺院もあり、突然南国のヤシの実が出てきたりと突拍子もないものです。道で拾った貝殻や石灰、セメントなど様々なものを材料に空想だけでこのモニュメントを作成したといわれています。シュヴァルはこの理想郷を自分のお墓にすることを願っていましたが、村から反対さてその願いはかないませんでした。しかし、シュヴァルがなくなって何十年もたった1999年に文化財として認められたのです。
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