ニース
Nice
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戦時中はヨーロッパの王侯貴族が訪れる高級社交界の場でもあったニース。現在でもリゾート地として非常に名高く、高級ホテルや、ビーチなどが立ち並びます。イタリアの国境から近いことから食べ物や習慣などイタリアに近いものがあり、旧市街もどこかイタリアを思わせる雰囲気です。ニースのビーチは7キロにもわたりますが、砂浜ではなく砂利です。少しそこが残念な感じもしますが、プロムナード・デ・ザングレから見下ろすビーチは最高に美しく、南仏の雰囲気を満喫できます。
ニースの街の紹介
プロムナード・デ・ザングレ Promenade Des Anglais
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「イギリス人の散歩道」と名付けられたこの遊歩道は1820年に在留イギリス人たちによって造られた道路です。19世紀末から第一次世界大戦がはじまる前のベル・エポックと呼ばれる時代に建設された高級ホテルや邸宅がこの道沿いにあります。最も有名なホテル、Négrescoもこの遊歩道沿いです。バカンスに来ている観光客や地元の人などが道沿いのビーチで日光浴を楽しんだり、ジョギングなどを楽しんでいます。
旧市街 Vieux Nice
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赤い屋根の家が軒を連ねる旧市街では、家と家の間に洗濯物が干してあったり、ジェラート屋さんがあったりと高級リゾートとは違った庶民的なイタリアの雰囲気満載です。サラヤ広場ではマルシェが開かれ新鮮な魚や野菜が売られ活気あふれる現地の人の生活を垣間見ることができます。夜は治安に心配もあるためあまり出歩かない方がいいかもしれません。
マセナ広場 Pl. Masséna
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街の中央広場であり、カフェやレストランが多く集まります。主要な道路の交差点でもあり、広場の中央を路面電車が通る賑やかな広場です。広場を囲むように立っている古い建築の中には百貨店、ギャラリーラファイエットもあり、赤い塗装と青い鎧戸といういかにもこの土地らしい組み合わせのつくりになっています。広場の一角には噴水もありますが、最も目を引くのは7体のモダンな彫刻です。街頭もように高い位置に設置されている像はカラフルな色で塗られておりとても目立ちます。この7体は世界の7大陸をイメージしているそうです。
新市街地 Avenue Jean Médecin アヴェニュー・ジャン・メドゥサン
ニースの街の最も大きなメインストリートです。カフェなどだけでなく、服屋さんや、雑貨屋さん、パティスリーやさんなどなど若者の集まる大通りです。ZARAやH&Mなどもこの通りにある一方で、中華系のヴエトナム料理店なども軒を連ねており様々な人種の文化を感じさせられます。夜は非常に治安が悪いため、注意しましょう。
ニース城跡 Château de Nice
高級別荘地やホテルを目に山を登って行くと昔ニース城があった場所に今は展望台があります。ニースの街が一望できる城跡は現在は子供たちの公園や、たくさんの花が植えられた庭園、博物館などになっています。ニースに行くとどうしても海がメインになってしまいがちですが、山を登って高いところから街を眺めるのもいいですね。
ニースのカーニバル Carnaval de Nice
もともとはカトリックに由来するお祭りでしたが、現在は全く関係のないお祭りになっています。毎年2月の中旬から3月の上旬まで、パレードやイベントで大盛り上がりです。祭りの開幕には巨大なハリボテの王様(Roi du Carnaval)の人形が登場し、街の大通りはイルミネーションで飾られます。フランスでも最も大きな祭りの一つとして数えられる大パレードです。
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